ピアニスト神林杏子インタビュー「ヴァイオリンとピアノの音色、アンサンブルを楽しんで」-信州音楽博覧会Op.2
2025年4月12日(土)に開催される『信州音楽博覧会Op.2』。開催を目前とした今、演奏者の人となりに迫るインタビュー企画です!
今回のインタビューは、ピアニストの神林杏子さんです!!

神林さんは、長野県 長野市の出身。桐朋学園「子供のための音楽教室」、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を卒業し、その後英国王立音楽大学大学院を修了されました。現在はピアニストとしてソロや室内楽などの演奏活動、さらに先生としても活躍されています。
それではさっそく!
神林さん、今日はインタビュー、どうぞよろしくお願いします!さっそくですが自己紹介をお願いします!
よろしくお願いします!
生まれも育ちも長野市です。
ピアノは3歳から始めました。母が音楽を流すと喜んで近寄り、リズムに乗っていたそうで、音楽好きな母が近所のピアノ教室に連れて行ってくれたのが始まりです。

生まれた時から音楽大好きだったのですね!
はい!
そうして桐朋学園「子供のための音楽教室」で学び、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を卒業。その後、渡英。英国王立音楽大学大学院を修了しました。
と、こう言うとピアニストを目指し、邁進してきたように見えますが、小さい頃から「ピアニストになりたい」と思っていた訳ではなく、他にも習字、バレエ、英語、スイミング、ヴァイオリンなど色々な習い事をしていました。
成長と共にだんだんどれも大変になってきて、何かに絞ろう!という時に自分でピアノを選びました。
ピアノ(音楽)では先生方に恵まれ、一緒に切磋琢磨しあう仲間に恵まれ、ピアノは生活の一部というか、なくてはならない存在になりました。振り返ってみるとやはり「ピアノ(音楽)」が好きだから、そして周りの環境に恵まれて、続けられてこれたのかなと思います。
小さいときからの経験値が今の音楽に生きているのですね!

普段の活動について
普段はどんな活動をしているのか教えてください。
桐朋学園「子供のための音楽教室」長野教室、長野県小諸高等学校音楽科の講師。自宅ピアノ教室にて後進の指導に行っています。
コンサート活動や合唱団、ヴァイオリン教室の伴奏、コンクールの伴奏や審査などもしています。
また、私は現在子育て中で、音楽活動をしながら子供中心の日々を送っています。子育てを通して見える新たな発見もあり、音楽にどう生かそうか考える時間が楽しいです。

大忙しですね!様々なところで演奏している神林さんですが、演奏前のルーティンはありますか?
コンサート前日は早く寝るようにしています。当日のリハーサルではゆっくり弾くことを意識し、指や手を冷やさないように気をつけています。
本番直前は自分自身を落ち着かせたり、奮い立たせるような言葉を頭の中で巡らせています。
おお、これは、全ての演奏家が見習うべき意識の仕方ではないでしょうか!

共演者、跡部愛音さんについて
信州音楽博覧会Op.2ではヴァイオリニストの跡部愛音さんと共演されますが、跡部さんとの出会いはどんな感じだったのでしょうか?
私が初めて跡部さんを知ったのは跡部さんが中学生の時だったかと思います。
私達は師事している先生が同じで、発表会で出会いました。ただ、私達は姉妹以上、親子未満の年の差がありますので(笑)その時は知っている。という感じでした。話すようになったのは、跡部さんが大学を卒業され、長野に戻られてからです。
初めての共演は2023年の1月。ある企業様のニューイヤーコンサートでした。合わせや打ち合わせを重ねる中でよく話すようになりました。その後もコンサートや発表会などで何度か共演させて頂いています。

今回、お二人で演奏するに当たって、楽しみにしていること、聴いてほしいところはありますか?
ありきたりですが、純粋にヴァイオリンとピアノの音色、そしてアンサンブルを楽しんで頂けたら嬉しいです。また、どの曲も素晴らしいので、一つでも「この曲が良かった」「この部分が美しかった」と思っていただけるような演奏ができたらと思います。そして私自身もステージでそう感じられたら最高です!

信州音楽博覧会Op.2を間近に控えての率直なお気持ちをお聞かせください
第2回目の演奏会をOp.2と表現するところが面白いなと思い、今回「2」という数字に拘ってプログラムを考えました。初めは面白半分で組み立てていったプログラムですが、結果として色々な作曲家を紹介できるプログラムを作ることができたかな。と思っています。第1回から引き継ぎ、第3回目へつなげていけるような「信州音楽博覧会Op.2」にしたいです。
先に曲目を見せていただきましたが、とてもバラエティに富んだプログラムですよね。楽しみです!

最後にメッセージを!
最後にコンサートにお越しくださる皆さまへのメッセージをお願いします!
昨年、誕生した「信州音楽博覧会」。第2回目を担当させて頂くことに身が引き締まる思いです。お越し下さる皆様には、演奏はもちろんのこと、コンサートをまるごと楽しんで頂きたい!と思っています。今回、ところどころ遊び心を加えてみました。ぜひ、楽しみにして頂けたら嬉しいです。
多くの皆様のお越しを心よりお待ちしております。
ぜひ会場へ!
神林杏子さんのインタビューでした。ありがとうございました!
日々の中で様々なことを音楽に活かしている神林さんの奏でる音楽に、ぜひみなさんも出会ってください!

Photo by 渡辺美沙 Photo Office MOTHERLEAF(山口)
神林杏子
KAMBAYASHI Kyoko
Piano
長野市出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。英国王立音楽大学大学院演奏修士課程を最優秀で修了。2009年長野、2012年ロンドン、2014年長野・東京・台北、2022年東京にてリサイタルを開催。長野・東京を中心に日本各地にてコンサートに出演、オーケストラとピアノ協奏曲を共演するなど演奏活動を行っている。 これまでにピアノを水内寿恵、深沢雅美、岡部由美子、徳丸聡子、玉置善己、アシュリー・ワス、コリン・ストーンの各氏に師事。室内楽を白尾彰、藤井一興、ジュリアン・ジェイコブソンの各氏、伴奏法をエリザベス・バーリー氏に師事。松本ピアノ協会会員。桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」長野教室講師。長野県小諸高等学校音楽科講師。
信州音楽博覧会 Op.2

【期日】
2025年4月12日 (土) 開演14:00 (開場13:30)
【会場】
長野市芸術館リサイタルホール
【出演】
跡部愛音(ヴァイオリン)、神林杏子(ピアノ)
【料金】
一般:3000円、学生2000円
(当日券は+1000円)
今回の共演者、ヴァイオリニストの跡部愛音さんのインタビュー記事もぜひごらんください!